2017年1月15日日曜日

雪の嵐山

今日は、昨日からの雪で、朝から白い世界になっています。

1997年2月20日は京都はやはり雪でした。モノクロームの世界で、時々、見かける色が印象的でした。






竹林に降る雪。「しんしん」ということばが静けさをさそう。



化野念仏寺の無数の無縁仏の石にも雪が・・・

落柿舎も訪れる人はまばら。


椿が一輪、色を添える。



祇王寺も静かに眠っている。



天龍寺に着くころには雪も止み青空がのぞき始めた。



渡月橋近くの大堰川には乗る人もなく船がつながれている。それでも、春はすぐそこまできている。





2015年2月20日金曜日

これがイタリア?静寂と落ち着き、ガルダ湖の朝

2014年5月にイタリアのガルダ湖の北端にあるリバ・デル・ガルダを訪れた。ガルダ湖はロミオとジュリエットで有名なヴェローナの西北にあるイタリアで一番大きな湖です。ミラノからは車で3時間ぐらいだっただろうか。

ガルダ湖の西岸を北上すると、湖岸にへばりついたような橙色の建物の村を進んでゆく。付近には糸杉があちこちにすっくとたっている。ガルダ湖対岸の2000メートル級の山の頂上には白いものが残っている。

ガルダ湖対岸の山
リバ・デル・ガルダの中心広場には古い時計塔があり、その広場からは、城塞や切り立った山の中腹にある小さな礼拝堂が見える。特に夜はライトアップされ、ポツリと青いライトに淡く浮かび上がるその建物は幻想的です。










今は、リゾート地という趣が強く、特にヨットやパラグライダーなどの湖上ではまだ肌寒いにもかかわらず、多くの人がエンジョイしていた。

朝、6時に起きて静かな湖畔を歩く。ジョギングをする人や散歩する人と出会う。湖岸を眺めている上品そうな年配の女性と話をする。「美しいところですね」。アメリカから来たという。昨日はコモ湖に行ったが、こちらの方が良いという。切り立った岩山と湖のコントラスト。



そして、毎朝挨拶を交わすのが子連れの白鳥



湖岸の岩に穿たれた穴には聖マリアの像が青く照らされている


昼間はリゾート客が自転車に乗ったり、スポーツを楽しんだりして、暖かい活気にあふれているのに、朝日が当たり始めた町はとても静かです。



2015年2月13日金曜日

冬のドイツ

2013年1月

ドイツ、デュッセルドルフのすぐ北のデュースブルクという町に行きました。

おりしも、雪が降ったあとで、駅前も雪に覆われていました。完全なモノクロームの世界です。


König-Heinrich広場にあるCity Palace




König通りにはLifesaverというユニークな彫刻があります。



デュースブルクはライン川とルール川が合流するところにあることから、ルール工業地帯の工業都市として栄えた。I内港のレンガつくりの橋とその下には遊覧船が静かに停泊している。





ゴシック建築のSalvator教会には地図で有名なメルカトールが埋葬されているとか・・。

帰りに大きなショッピングモールで買い物をしました。



滞在中、2つの大きな事件がTVで報じられました。1つはアルジェリアでの人質拘束事件とボーイング787の高松空港への緊急着陸。はっきり覚えている。



2014年11月2日日曜日

光に浮かび上がる平等院鳳凰堂

2014年10月30日

宇治といえば平等院、平等院といえば鳳凰堂です。ここずっと工事中で、見られませんでしたが、9月30日に竣工しました。

10月30日、平等院の夜間照明が完成したということで、特別公開があり、行ってきました。最初、ライトアップ点灯式のセレモニーがあり、鳳凰堂が浮かび上がりました。空には上弦の三日月が浮いてました。

最近は京都の寺社でもライトアップはよくありますが、平等院の照明はそれほどはでではなく、抑えた感じのものでした。その分、闇に壁の白、金色の鳳凰、仏様がくっきりと浮かび上がりました。驚いたのはものすごく立体感がありました。また、正面の阿字池に映る建物も美しいものでした。




正面に行くと本尊の阿弥陀様の御顔が構造になっていますが、昼間は影になってしまうのですが、夜間はきちんとライトアップされよく見えます。


残念ながら夜間の一般公開はされず、特定のツアーのみの公開だそうです。

ちなみに、4月の終わりから5月の初めは混みますが、フジの花が咲いてきれいです。この写真は、修理前の2004年の5月はじめに撮ったものです。鳳凰堂、大分、傷んでますね。これから、紅葉の季節を迎えますが、きっと、美しいでしょう。












2014年9月12日金曜日

スイスの旅(25) :さらば、スイス。

2014/07/31 (木)

いよいよ、今日でスイスを離れる。お天気は回復してきた。ちょっと残念。ジュネーブ駅からジュネーブ空港行きの電車に乗る。あっという間に空港につく。

ジュネーブ駅
フィンエアーの飛行機に乗り込む。タラップからの乗機だ。

飛行機に乗り込む
離陸した飛行機からは雲から顔をのぞかせたアルプスの峰が見える。美しくて、雄大な自然。
さらば、スイス・・・・か。



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2014年の夏は平年とくらべてスイスは平均1℃温度が低く、雨は平年と比べ、110~140%と多かったというSwissInfoの記事を見た。ずっと、晴天のもと旅をしたかったですが、自然には勝てないということですね。(2014/9/12)


2014年9月11日木曜日

スイスの旅(24) :ジュネーブもやっぱり雨、最後に失敗をやらかした。

2014/07/30 (水)

ローザンヌからジュネーブへ移動。スイスの西の端まできた。ホテルにチェックインしたが、そのころから雨が本降りになり始めた。せっかく、来たのだから雰囲気だけでも味わおうと傘をさしてでかけた。湖畔をあるく。有名な噴水も雨に煙ってよく見えない。

モンブラン橋をわたり、マドレーヌ大聖堂のわきの坂をのぼり、サンピエール大聖堂にたとどりついた。宗教改革で有名なカルバンゆかりの聖堂である。前では中国の生徒の一団が記念写真をとっている。海外修学旅行みたいな感じ。スイス西部ではよく中国人をみかける。人気の海外旅行先なのだろうか?

サンピエール大聖堂

聖職者席
雨の中をあるいてきて少々疲れ気味で聖堂内の椅子に腰かける。

やや歩く元気もでてきたので、レマン湖の方向に歩き始める。

レマン湖の方向に下ってゆく

あまり縁もないがブランド店がつらなる通りを歩き価格を見て家内と驚く。ヒジャブで髪の毛を覆ったアラブ系の女性が店に入ってゆく。雨はやや小ぶりになった。花時計もしっとりと濡れている。

花時計
空には厚い雲が垂れるが、噴水は見える。

ジュネーブの噴水

今日はスイス最後の夜ということで、チーズフォンデュを食べたが、ベーコンが入ったものを頼んだせいかやや塩辛かった。

最後の大失敗。ホテルでシャワーを浴びた。ガラス戸のタイプできちんと閉めて、景気よくお湯をだし、体を洗った。シャワールームから出たら、トイレや洗面台の下の床が水びたし。バスタオルで床拭きをしなければならなくなった。どうも、ガラス戸の隙間の防水がきちんとしてなくて、そこにシャワーからのお湯がかかったためみたいだ。



2014年9月10日水曜日

スイスの旅(23) :ローザンヌ、大聖堂と古い町並み

2014/07/30 (水)

ローザンヌに着くと、ノートルダム大聖堂に行こうと地下鉄に乗る。ローザンヌ駅の北側はけっこうな坂になっている。ここ数日、宿泊したホテルからの眺めは好いが、それはつまり、毎日、坂を上ることを意味していいる。地下鉄も同様で、ローザンヌ駅で、地下鉄に乗ると車両の前と後ろでは高さが違っていて、傾斜地に立っているようだ。

ホテルから見たローザンヌの町とレマン湖
地下鉄を降りて、リポンヌ広場から、ノートルダム大聖堂へ向かう。ゴシック様式の大きな聖堂が目の前にある。

ノートルダム大聖堂

内部はひっそりとしていて、バラのステンドグラスが美しい。

ノートルダム大聖堂

バラのステンドグラス

前にはそっとバイブルがおいてある。

ノートルダム大聖堂
ノートルダム大聖堂のステンドグラス
外に出ると、ローザンヌの町が一望できる。

大聖堂の前のテラスから見るローザンヌの町
別の道を下っていると、屋根付き階段があった。その下から見る大聖堂はとても雰囲気があった。

屋根付き階段と大聖堂


そのあと道に迷ってしまった。いっぱい素敵なショッピング街があり、そのまま下れば南に向かい、レマン湖に近づくものと思っていた。ところが、どんどん、東にいってしまったようだ。



パリュ広場にある正義の女神の噴水
荷物をとりにホテルにもどり、ジュネーブに向かう。