2014/07/29 (火)
チョコレートトレインとはチーズで有名なグリュイエールと近くのチョコレート工場を訪問する列車。2月ほど前に、ベルエポック車両を予約しておいた。8時半頃に出発駅のモントルーに行くと、金色に輝く車両が停車しており乗り込んだ。ドイツ語を話している小さな子供づれの二家族と英語を話す家族一緒だ。別の車両には中国人の団体が乗っている。
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モントルー駅のチョコレートトレイン |
モントルー駅を東に向け出発するとすぐトンネルに入る。気がつくとトンネルの中でぐるっと回り、左側の車窓からレマン湖が見える。だんだん高度をかせいでゆくが、今日もあまりお天気はよくなく、レマン湖も、遠くは見えない。途中までは、ゴールデンパスののMOB線を走ってゆく。谷間を走り、山の景色もなかなかいいと思うのだが、ガスの中に入ったりして、視界がなくなったりする。途中、小さなクロワッサンと飲み物のサービスがあり、これからの行動について女性の車掌さんが説明してまわる。この車掌さんがツアーコンダクターみたいなものだ。モントボーヴェンという駅でMOB線から別れ、水がいっぱいの川に沿って走ってゆくと、やがて、列車は停車した。グリュイエール駅に到着。
まずは、駅前にある「ラ・メゾン・デュ・グリュイエール」というチーズ工場に行く。われわれ以外にも、子供の団体とかたくさんの人がいる。日本語の案内ツールを渡され、見学する場所にふられている番号と同じ番号を押すと、耳にあてたそのツールから日本語の説明が流れる。チーズは牛が食べているものに関連して風味が変わるということで干し草のにおいを嗅いだりする。そのうち、チーズを作っている過程をガラス越しに見る。
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チーズ工場 |
グリュイエールの村までは少し離れていて、小高い丘のうにあるので、バスに分乗して向かう。グリュイエールの村も一つの観光地になっていて、広場は花で飾られ、あちこちにレストランがあり、そのどんつきにグリュイエール城がある。ここで、2時間半の自由行動、城に行くなり、ゆっくり食事を楽しむなりして時間を過ごす。私たちはまず、城に向かう。
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グリュイエールの村 |
そこに行くと、この村が緑に囲まれたアルプの中にあることがわかる。城は11世紀から16世紀にわたって支配したグリュイエール家のものだが、その後、司法官庁や知事宅としてつかわえるようになった。
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グリューイエール城からのながめ |
城の中はたくさんの部屋があって、装飾が施されている。
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フランス風の装飾がされた部屋 |
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狩りの部屋。絵は立体的に見えるように描かれている。 |
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騎士の間の壁画 |
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グリュイエール家の紋章、鶴です。 |
中庭には幾何学的な花壇がある。
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花壇 |
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花壇 |
広場に戻ってきて昼食として簡単なチーズ料理を食べる。グリュイエールのチーズはあまりくせがなくおいしい。
時間が来たので駐車場にゆく。車掌さんの指示に従いバスに乗り、チョコレート工場へ向かう
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