2014年8月20日水曜日

スイスの旅(13) :ザンクトガレン。赤い広場と世界遺産修道院

2014/07/24 (木)

クールからザンクトガレンまでの移動中は一時期雨脚が強まった。列車はライン川と平行に走っている。川の向こうはリヒテンシュタイン。やがて、車窓には大きな湖が・・・。ボーデン湖。対岸はドイツ。ザンクトガレンに到着するころは、完全にお天気は回復。

ザンクトガレンはボーデン湖に近い繊維産業で栄えた町。

駅に着くと、駅前のパン屋さんで簡単に昼食をとり、ホテルにチェックイン。旧市街を散策。

通りを歩いていると、赤のカーペットを敷き詰めたような通りと広場が現れた。ベンチも赤。"Stadtlounge"。屋外の赤い居間。2005年に、ビルの谷間の憩いの場としてPipilotti Rist とCarloz Martinezという人がつくったらしい。車も駐車できる。
Stadtlounge

Stadlounge

ザンクトガレンと言えば、後期バロック様式の世界遺産の修道院。1755年から1769年に建てられた概観もすごいが、中はもっとすごい。

ザンクトガレンの修道院
中の天井とかには比較的淡い色合いだが、多くの色で絵が描かれている。この中でオルガンの音が響く。なんともいえない荘厳な気分だ。

修道院の内部


修道院の天井
祭壇の前で団体の人が下を向いて写真を撮っていたので近づいたら、器に水が入っていて天井の美しい絵が写っていた。

聖水の入った器

そのあと、修道院の図書館に行く。ロココ様式の図書館で400年ころからから1805年までの修道院の175,000冊の蔵書が保管され、そのうち30,000冊がホールに並べられている。スイスで一番古い図書館である。荷物はすべてロッカーに預け、ホールに入る時は靴の上から大きなスリッパをはいて入る。
図書館(Wikipediaより)

もうひとつザンクトガレンで有名なのは旧市街の出窓のある家だ。

"camel oriel":オリジナルは1720年に作成。らくだの彫刻があったが今は取り外されている。




ゆっくり、散歩をし、ホテルにもどった。ザンクトガレンはいい天気だった。








0 件のコメント:

コメントを投稿