2014年8月13日水曜日

スイスの旅(9) :シュクオール、スグラフィットの描かれた家々

2014/07/22 (火)

イン川を下ったウンターエンガディン地方のシュクオールをめざす。

朝、ディアボレッツァで氷河を見てから、ポントレジーナまでもどり列車を乗り換える。シュクオールへ行く列車は、サンモリッツからではなく、ポントレジーナから出ている。ウンターエンガディンの谷を列車走ってゆく。美しい山、野、そして村。

ツェルネッツの町

















山の上にポツンと城が見えてくる(タラスプ城)とシュクオールに到着。シュクオール・タラスプ駅はシュクオールの町のはずれにあり、ポストバスが出ている。ホテルでもらったエンガディンカードが使えるかどうか聞いたが、「No OK」と運転手に言われた。それほど遠くではないので、歩いてゆくことにした。あるいてゆくと、小さなキンポウゲのような花が一面にさいた野があり、その向こうにシュクオールの町が見える。

花におおわれた野の向こうにシュクオール





















エンガディン地方の家には絵が描かれていて美しい。

色鮮やかな絵がかかれたホテル chasa sofia

伝統的な技法としてスグラフィットがある。スグラフィットは最初、黒っぽい色の漆喰を塗り、その上に白の漆喰を重ね塗りし二重構造にしておいてから、上の漆喰を削り取る形で図柄をかいてゆく技法。

スグラフィットの技法


美しい家の壁
スグラフィットの家々に囲まれて小さな広場があり、そこには水のみ場がある。窓辺には花が飾られてとても雰囲気のある町並みになっている。


水飲み場のある広場

シュクオールの町は基本的に谷あいの町。石畳の道を歩いているうちにどんどん下ってゆく。雨が降ってきた。イン川にかかった橋からながめると教会が・・・・。






イン川と教会

元に戻るのに坂をのぼるのが大変。

帰りはサメーダンという駅で乗り換え、サンモリッツにもどる。サメーダンから二駅分だけ氷河特急に乗った。

氷河特急

明日はサンモリッツ最後の日。明日こそ、晴れますように・・・。







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